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お知らせ  2018.05.29

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カッコいい女子 金沢から東京へ 共感広がる 来月に支部設立

 女性が活躍できる社会づくりを目指す「金沢カッコいい女子の会」(KKJ)の東京支部が設立される。首都圏で活躍する、金沢市をはじめ北陸出身の女性らを発起人とし、会員募集と勉強会を通じて北陸と首都圏のネットワークを活性化。カッコいい人生の在り方を考え合うとともに、北陸の魅力発信も担っていく。

 KKJは昨年10月、金沢工業大の女性教授らが発起人となり設立。女性が家事、子育て、介護、管理職−新4Kの重圧に直面する中、働き方改革や女性活躍などが叫ばれる今を好機ととらえ、男女を問わず意識改革を促す目的で、勉強会やワークショップを計7回開いている。

 毎回初参加が多くあり、会員は金沢周辺だけでなく北陸3県から約150人に増加。こうした動きが口コミで広まり、東京支部設立の機運が高まった。設立総会兼支部立ち上げ勉強会は6月10日午後4時から赤坂エクセルホテル東急で開かれる。約60人が参加を予定している。

 勉強会では、箔一(金沢市)会長で日本経団連審議員会副議長の浅野邦子氏が「強くしなやかな経営」と題して基調講演。KKJ代表の大砂雅子金沢工大産学連携室教授が「グローバル化の中、地方から若い女性が消える」をテーマに問題提起する。

 大砂代表は「首都圏と地方では温度差がある。首都圏での生き方を学ぶ一方、人口減に直面する地方の実態を分かってもらい、交流を通じて女性活躍社会の環境づくりを考えたい」と話している。

 参加申し込みはKKJホームページ=http://www.kanazawa-kkj.jp=から。

 (山本義之)

(2018年5月29日 北陸中日新聞朝刊26面より)

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