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学生活動  2018.03.26

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自閉症理解し 支援を 来月2日 中京大生ら 栄で討論劇

自閉症をテーマにした討論劇の練習を進める中京大と椙山女学園大の学生たち=昭和区八事本町の中京大で

自閉症をテーマにした討論劇の練習を進める中京大と椙山女学園大の学生たち=昭和区八事本町の中京大で

 国連が定める「世界自閉症啓発デー」の4月2日、中京大(昭和区)の学生ら有志が栄の名古屋テレビ塔周辺で、啓発イベントを開く。2015年から始めた取り組みで、学生が討論劇を披露し、自閉症に悩む人たちへの理解や支援を訴える。

 自閉症は周囲の人からは気付かれにくく、無理解や誤解から社会生活で困難に直面することも多い。中京大現代社会学部辻井正次教授(発達臨床心理学)のゼミ生を中心にイベントを続けている。

 当日は、午後6時半から名古屋テレビ塔を自閉症啓発デーのシンボルカラーである青色にライトアップするほか、午後4時半からテレビ塔南のもちのき広場で関連イベントを開く。

 討論劇では、小説創作を学ぶ椙山女学園大(千種区)の学生が書いた台本で、自閉症の当事者が出くわすさまざまな困難を描き、周囲の人がどう向き合うべきかを考えてもらう。中京大工学部の学生が募集した写真を組み合わせたフォトモザイクの披露や、岐阜県出身のシンガー・ソングライター見田村千晴さんのライブもある。

 今月中旬、中京大にスタッフ約30人が集まり、打ち合わせや討論劇の台本のチェックなどをした。中京大3年の若杉有将さん(21)は「しっかり理解してもらえるよう、力を合わせて頑張りたい」と話していた。イベントは参加無料。 (横山大輔)

(2018年3月26日 中日新聞朝刊市民版より)

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