和服をリメークしたワンピースやポンチョを着こなす子どもたち＝岡崎市米河内町の常磐東学区市民ホームで

　愛知学泉大の学生が和服をリメークして作った衣装を披露するファッションショーが２５日、岡崎市米河内町の常磐東学区市民ホームであり、常磐東小学校の児童たちがモデルを務めた。

　家政学を学ぶ学生たちが衣食住の知識を生かし、地域活性化のために活動する授業の一環。小学生に和服の良さを知ってもらおうと初めて企画し、学生６人が布選びからデザイン、採寸、制作まで全てを担った。

　常磐東小からは１〜６年生３５人ほどが参加。保護者らで埋め尽くされた会場で、子どもたちは少し緊張気味だったが、衣装を着こなし、思い思いに観客の前でポーズを決めると、会場から拍手が起こった。

　飛行機やヘリコプターなど乗り物の模様があしらわれた３０年前の子ども用の反物を使った男の子のサロペットや、花柄のワンピースとポンチョを合わせた衣装などが目を引いた。（細谷真里）

（2018年2月26日　中日新聞朝刊三河版より）