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学生活動 2018.02.21
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野菜の辛み成分 研究 大垣東高 理数科2年が報告会

研究した成果を発表する生徒ら=大垣市の大垣ガスほのりんプラザで
同校には西濃地区で唯一の理数科があり、2年生がテーマを決めて研究に取り組んでいる。報告会は12回目。研究は昨年6月から始まり、岐阜大や岐阜経済大の研究者らも協力した。
生徒は個人やグループごと、高温で焼いた貝殻による水質浄化や、淡水魚ハリヨの生態調査など13のテーマで発表。研究の目的や成果など内容をまとめた模造紙を使って説明した。
大根などアブラナ科の野菜の辛み成分について調べた杉山さん(17)と清水さん(16)は「大学の先生たちが助言も交えて質問や意見をくれたので、新たな発見もあった」と満足げ。「夜遅くまでかかった実験もあったが、理数科に入ったからこそできる体験だった」と成果をかみしめた。(吉本章紀)
(2018年2月21日 中日新聞朝刊西濃版より)