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学生活動 2018.02.28
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若者の流出防ぐには 県職員と岐経大生が議論

県の課題などについて意見を述べる学生ら=大垣市の岐阜経済大で
県主催の意見交換会で、学生や外国人らを対象に実施しており2017年度の14回目。県内外出身の大学生9人が県の産業などの説明を受けた後、若者の視点で課題などを語った。
学生たちは労働人口の確保のため、子育てしやすい環境を整えることの必要性を指摘。女性の社会進出に対して「管理職や社長が少なく女性の地位が低い」とした意見もあった。その上で「皆が働きやすい社会をつくることが若者の定住につながる」と提言した。
県によると、1996年以降、結婚や学業による転出超過が続き、仕事による転出も拡大傾向。2016年の県の人口動態統計調査によると、20代の職業上の転出が最も多い。(竹谷直子)
(2018年2月28日 中日新聞朝刊岐阜県版より)