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学生活動  2018.02.07

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被害防止 寸劇で啓発 千種 愛知淑徳大生が熱演

特殊詐欺の被害防止を訴える寸劇を披露する学生=千種区西崎町2の区在宅サービスセンターで

特殊詐欺の被害防止を訴える寸劇を披露する学生=千種区西崎町2の区在宅サービスセンターで

 千種署にインターンシップ(就業体験)に訪れている愛知淑徳大(長久手市)の2、3年生8人が5日、千種区西崎町2の区在宅サービスセンターで利用者のお年寄り25人を前に、特殊詐欺の被害防止を訴える寸劇を披露した。台本も署員のアドバイスを受けながら自分たちで考えた。

 学生たちは昨年被害が多かった架空請求詐欺と最近再び増えている「オレオレ詐欺」の2つのシナリオを準備。詐欺師や被害者役にふんして熱演した。

 「銀行口座が犯罪に使われている」とうその電話をする架空請求詐欺では、警察官を名乗る詐欺師役が「今すぐ口座を凍結しないと犯罪に加担していることになり、預金の没収や逮捕されることもある」と迫り、考える時間を与えさせない手口を紹介した。お年寄りは「へえ」と口に出し、納得した様子で寸劇を見ていた。

 3年ほど前に還付金詐欺の電話を受けたことがあるという女性(91)は「ポイントをつかんでいるからよく分かった」と話した。将来警察官を志望している学生リーダーの3年三宅桃代さん(21)は「せりふが棒読みにならないように気を付けた。体験してますます警察官になりたい気持ちが強くなった」と目を輝かせた。学生は9日まで刑事課や交通課などを回る。(塚田真裕)

(2018年2月7日 中日新聞朝刊市民版より)

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