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イベント 2018.01.31
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日本と朝日町の今後考える講演 四日市大学長
「今後の日本と朝日町」をテーマに、四日市大の岩崎恭典学長が28日、朝日町柿のダンス教室「イケダダンススペース」で講演した。岩崎学長は人口減や高齢化が進む中、団塊世代が後期高齢者となり始める2022年には介護を受けたくても受けられない人が続出すると予測。「朝日町は子どもの人口が多い。これを『ボーナス』としてどう乗り切るかが重要」と話した。
解決策として福祉を行政任せにせず、生活支援や介護予防は地域社会で取り組むことを提言。「(新興住宅地があり若年人口の多い)山の上が(古くからの住宅が多く高齢化率が高い)山の下を助ける『朝日方式』とも言える仕組みをつくることができれば」と期待した。高齢者や母親世代が生活支援や学校教育に関わることで、認知症予防や教員の負担軽減につながることも指摘した。
講演は教室の池田耕治代表が岩崎学長のゼミを受講していた縁で開かれ、町内外から14人が訪れた。(芝野享平)
(2018年1月31日 中日新聞朝刊北勢版より)
解決策として福祉を行政任せにせず、生活支援や介護予防は地域社会で取り組むことを提言。「(新興住宅地があり若年人口の多い)山の上が(古くからの住宅が多く高齢化率が高い)山の下を助ける『朝日方式』とも言える仕組みをつくることができれば」と期待した。高齢者や母親世代が生活支援や学校教育に関わることで、認知症予防や教員の負担軽減につながることも指摘した。
講演は教室の池田耕治代表が岩崎学長のゼミを受講していた縁で開かれ、町内外から14人が訪れた。(芝野享平)
(2018年1月31日 中日新聞朝刊北勢版より)