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2017.12.14

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オオサンショウウオ 生息の地で生態さぐる 17日、木之本でシンポ

■「守る会」や地元小学校の活動も紹介

 特別天然記念物のオオサンショウウオをテーマにしたシンポジウムが17日午後1時から、生息地の長浜市木之本町で開かれる。木之本スティックホールを会場に、保護の大切さを発信する。

 「日本オオサンショウウオの会」会長の桑原一司さんが謎に包まれた生態を解説。大谷川(同市木之本町古橋)で保護に取り組む「古橋のオオサンショウウオを守る会」の活動や、長浜バイオ大による水の生き物調査の報告、地元の高時小学校の取り組みを紹介する物語の朗読もある。

 大谷川は2002年以降、70個体以上が確認されている県内有数の生息地。来秋には、「日本オオサンショウウオの会」の全国大会が長浜市内で初めて開かれる。

 シンポを主催する古橋のオオサンショウウオを守る会事務局長の村上宣雄さん(75)は「県内では、市民の関心が低いのが現状。堅苦しい内容ではないので、多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。申し込み不要。(問)村上さん=090(5062)2206

 (渡辺大地)

(2017年12月14日 中日新聞朝刊びわこ総合版より)

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