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2017.11.02

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全日本学生選手権 あす開幕 大同大女子ハンド 堅守速攻

■東海秋季L 7勝無敗の勢い続け

 ハンドボール女子の東海学生秋季リーグ(10月1日閉幕)で、大同大が部員16人と少人数ながら4季ぶり2度目の優勝を果たした。3日に開幕する全日本学生選手権(32校参加、金沢市・いしかわスポーツセンター)へ、自信を抱いて2回戦突破に挑む。

■まず2回戦突破

 8チームが争う東海学生1部リーグで、大同大は7勝無敗の完全優勝を達成した。40人以上の大所帯である中京大や東海学園大などと比べれば、部員は16人と少数。スタメンに身長170センチ以上の大型選手はいないが、統率の取れた守備からの速攻のスタイルで白星を重ねてきた。

 攻守の中心となったのはセンター福地成以良(せいら、4年)。巧みなパスワークで司令塔の役目を果たしながら、脚力を生かして速攻を繰り広げて52得点。今季の得点王に輝いた。優勝できた要因を福地は「今季はリードしている展開でも全員が気を抜かず、最後まで集中力を保てた。今までは競った状態を勝ち切れなかったけれど、今季は守備面で粘りが出てきました」と話す。

■特殊筋トレ効果

 堅守を支えたのが、1月から続けている特殊な筋力トレーニングだ。日本リーグに所属するトヨタ車体の山本充司(あつし)トレーナーを招き、ハンドボールに必要な筋力の鍛え方を教えてもらった。重いボールを持って腰を落とした状態からジャンプするなど、負荷をかけながらプレーと同じ動きを繰り返し、全員が当たり負けしない体をつくり上げた。

 7年連続7度目の出場となる全日本学生選手権は、2回戦突破が悲願だ。福地は「悔いなく力を発揮し、2回戦の壁をなんとかしたい」と意気込む。まずは北海道教育大岩見沢との1回戦に全力を注ぐ。

 (平野梓)

(2017年11月2日 中日スポーツ9面より)

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