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2017.10.11
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釉薬メーカーを名芸大生が見学 土岐
名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)でセラミックや商品デザインを学んでいる学生9人が10日、ものづくりの現場を知ろうと、土岐市内の窯業関連メーカー2社を見学した。将来の職業選択に役立ててもらおうと市美濃焼振興室が企画し、今年6月に続いて2回目。
前回は陶磁器メーカー2社で、食器など消費者に直結する商品の生産工程を見学したが、今回は周辺業界に光を当て、表面処理にかかわる釉薬(ゆうやく)のメーカー「カクジン」(駄知町)と、大量生産の鍵となる石こう型などのメーカー「サイキ製型」(肥田浅野梅ノ木町)が選ばれた。
カクジン社では、釉薬を調合する工程を見学し、水野清司社長から釉薬開発を巡る苦労話を聞いた。3年の新実栞菜(かんな)さん(21)は「授業で使う釉薬がどうやって作られているのか興味があった。要望に応えて色を作り出せるプロの技に感動した」と話した。
サイキ製型では型の制作現場を見学。市陶磁器試験場に場所を移し、地元の陶磁器業界で働く若者たちに話を聞く時間もあった。(斎藤航輝)
(2017年10月11日 中日新聞朝刊可児版より)
■関連大学はこちら
・ 名古屋芸術大学
前回は陶磁器メーカー2社で、食器など消費者に直結する商品の生産工程を見学したが、今回は周辺業界に光を当て、表面処理にかかわる釉薬(ゆうやく)のメーカー「カクジン」(駄知町)と、大量生産の鍵となる石こう型などのメーカー「サイキ製型」(肥田浅野梅ノ木町)が選ばれた。
カクジン社では、釉薬を調合する工程を見学し、水野清司社長から釉薬開発を巡る苦労話を聞いた。3年の新実栞菜(かんな)さん(21)は「授業で使う釉薬がどうやって作られているのか興味があった。要望に応えて色を作り出せるプロの技に感動した」と話した。
サイキ製型では型の制作現場を見学。市陶磁器試験場に場所を移し、地元の陶磁器業界で働く若者たちに話を聞く時間もあった。(斎藤航輝)
(2017年10月11日 中日新聞朝刊可児版より)
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