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中日新聞掲載の大学記事

2009.11.13

学生の視点でリニモ応援 フリーペーパー製作

 長久手町と瀬戸市の大学生がリニモ(愛知高速交通東部丘陵線)を応援するフリーペーパーを相次いで製作した。大学生ならではの視点で取材し、地域の魅力を発信している。ともに町のリニモ活性化事業の一環で1万部を発行。沿線大学やリニモ駅で配布している。 (松本浩司)

■沿線の魅力盛り込む 南山大3年生 愛知淑徳大4年生

 南山大瀬戸キャンパス(瀬戸市)の総合政策学部で学ぶ3年生12人は「NArch(ナーチ)」を発行。印刷以外は学生自らが手掛け、B5判、20ページの労作が誕生した。

 同世代の若者を読者に想定し、テーマは「リニモを使ったすてきなデートの演出」。喫茶店やレストランなど28店を取材し「弁当」「ファッション」「しあわせ」といった企画別に編集。沿線の料理人に聞いて手作りした弁当を掲載したり、スケートリンクでの「かわいい転び方」を助言したりと、遊び心を盛り込んだ。クーポンやQRコードも随所に掲載。代表の黒柳友義さん(22)は「情報を並べるだけではなく、雑誌風にまとめた。ぜひ本棚に並べて残してほしい」と、出来栄えに自信をのぞかせた。

 一方、愛知淑徳大長久手キャンパス(長久手町)の4年生は「リニモ de Walker」を完成させた。

 9月の発行に続く第2弾。情報誌「東海ウオーカー」に準じたデザインで、一日乗車券を使うデートコースを提案している。A4判、4ページ。12月にかけての催事一覧も載せた。

(2009年11月13日 中日新聞朝刊19面より)
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