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中日新聞掲載の大学記事

2017.08.02

愛院大生 東北の被災地へ ボランティアの出発式

 東日本大震災の被災地支援のため、愛知学院大(日進市)が現地に派遣する学生ボランティアの出発式が1日、学内であった。

 同大は震災直後の2011年夏から毎年、学生有志を岩手県大槌町や陸前高田市に送っている。今年は宮城県南三陸町に向かうグループも新設。今月、岩手は14人が5日間、宮城には17人が4日間滞在し、地域の祭りを手伝ったり、漁業を体験したりする。

 出発式では、経営学部3年の飯田大雅さん(20)が「社会の中で、震災の記憶が薄れていると感じる。次の世代に伝えていかなければいけない」と佐藤悦成学長らにあいさつ。2度目の参加の文学部4年の中野里佳子さん(22)は「1年間でどれだけ復興したかを確かめたい。去年出会った人たちにも、また会いたい」と話した。(森若奈)

(2017年8月2日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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