進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2008.05.04

立林と江本 主軸に勢い

 頼れる2人が、また決めた。延長10回、中部大の3番立林が勝ち越し打を放つと、4番江本も追加点となる適時打。2人は塁上で胸を張った。

 3年の立林は169センチ、4年の江本は164センチ。胸板と腕がたくましく、左打席で気合を発散させるスタイルも同じ。立林は愛工大戦で決勝本塁打を放ち、江本はリーグトップの打点を挙げるなど勝ち点3で首位を走るチームを引っ張る。

 立林は中京大の左腕岡村に前の打席で投ゴロ。10回も追い込まれたが「バットを短く持って気持ちで打った」。1死一、二塁から打球は三塁手の右を抜けた。岡村の落胆を見透かした江本は「初球から全力で振って」一、二塁間を突破。勢いの差を見せつけた。

 4位だった昨秋は得点力不足に悩んだだけに、善久監督は「今季は主軸がつながるのが大きい」。(鈴木智行)

[写真]中部大−中京大 10回表中部大1死一、三塁、江本が右前適時打を放ち4点目を挙げる。三走柴垣=中京大グラウンドで

(2008年5月4日 中日新聞朝刊22面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ