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2017.06.05
生と死「サナギ」で表現 中区で佐藤さん作品展
名東区のアーティスト佐藤綾さん(33)が蝶(ちょう)などのサナギをモチーフに制作した作品展「Sleep Cycle」が、中区錦3の県立芸術大サテライトギャラリーで開かれている。11日まで。
佐藤さんは県立芸術大で彫刻を学んだ後、仕事をしながら制作活動を続けている。6年ほど前から「生と死を同時に内在している」と感じ、サナギをモチーフにした作品に取り組んできた。
今回はシリコンで作った約700個のサナギを白い壁一面に展示し、床には色合いの異なる大きなサナギを4つ並べ、動かない状態を「睡眠(Sleep)」になぞらえて作品展のタイトルとした。
佐藤さんは「幼虫でも成虫でもなく、ただ『サナギ』を取り上げたいと思った。生と死のあいまいさを表現した」と話した。(中山梓)
(2017年6月5日 中日新聞朝刊市民版より)
佐藤さんは県立芸術大で彫刻を学んだ後、仕事をしながら制作活動を続けている。6年ほど前から「生と死を同時に内在している」と感じ、サナギをモチーフにした作品に取り組んできた。
今回はシリコンで作った約700個のサナギを白い壁一面に展示し、床には色合いの異なる大きなサナギを4つ並べ、動かない状態を「睡眠(Sleep)」になぞらえて作品展のタイトルとした。
佐藤さんは「幼虫でも成虫でもなく、ただ『サナギ』を取り上げたいと思った。生と死のあいまいさを表現した」と話した。(中山梓)
(2017年6月5日 中日新聞朝刊市民版より)