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2017.02.07
モーニング楽しんで朝学 一宮 社会人向け教養講座始まる
朝のひとときを活用した社会人向け教養講座「一宮モーニングセミナー」が6日、一宮市栄4の一宮商工会議所で始まった。住民ら40人が朝食と入れたてのコーヒーを楽しみながら、名古屋文理大(稲沢市稲沢町)教授の健康にまつわる講義に耳を傾けた。(植木創太)
一宮市は、喫茶店で朝の時間帯に飲み物を注文すると軽食がサービスされる「モーニング」の発祥地とされる。講座は朝型の生活スタイルを提案し、モーニング文化を広めようと、一宮商議所などでつくる「一宮モーニング協議会」と同大が、2013年度から毎年開いている。
今年の講座は3月6日まで全5回(受け付け終了)で、月曜日の午前8時40分から約1時間半。初日は、健康栄養学科の加藤丈雄教授(63)=農学=が「乳酸菌を利用した発酵食品」をテーマに、市販のヨーグルトや乳製品に含まれる乳酸菌の種類を紹介。「整腸や免疫調整などの作用がある」と摂取する利点を説明した。
テーブルには、パンやフルーツのほか、乳酸菌が豊富なヨーグルトも準備。一宮市時之島の無職女性(69)は「毎日楽しむモーニングのついでに専門知識も学べ、とても有意義に時間が使えた」と喜んだ。
協議会によると、このようなモーニングセミナーは「朝学」とも呼ばれ、都市部の会社員や経済界を中心に、仕事前に学べる場として全国各地で開かれている。
担当する一宮商議所企画事業部課長の宮田京(みやこ)さんは「一宮のモーニング文化とは相性抜群」と地域での広がりにも期待していた。
(2017年2月7日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
一宮市は、喫茶店で朝の時間帯に飲み物を注文すると軽食がサービスされる「モーニング」の発祥地とされる。講座は朝型の生活スタイルを提案し、モーニング文化を広めようと、一宮商議所などでつくる「一宮モーニング協議会」と同大が、2013年度から毎年開いている。
今年の講座は3月6日まで全5回(受け付け終了)で、月曜日の午前8時40分から約1時間半。初日は、健康栄養学科の加藤丈雄教授(63)=農学=が「乳酸菌を利用した発酵食品」をテーマに、市販のヨーグルトや乳製品に含まれる乳酸菌の種類を紹介。「整腸や免疫調整などの作用がある」と摂取する利点を説明した。
テーブルには、パンやフルーツのほか、乳酸菌が豊富なヨーグルトも準備。一宮市時之島の無職女性(69)は「毎日楽しむモーニングのついでに専門知識も学べ、とても有意義に時間が使えた」と喜んだ。
協議会によると、このようなモーニングセミナーは「朝学」とも呼ばれ、都市部の会社員や経済界を中心に、仕事前に学べる場として全国各地で開かれている。
担当する一宮商議所企画事業部課長の宮田京(みやこ)さんは「一宮のモーニング文化とは相性抜群」と地域での広がりにも期待していた。
(2017年2月7日 中日新聞朝刊尾張総合版より)