HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2017.01.20
新聞の閲読増へ提案 名外大生、若者対象に調査
名古屋外国語大現代国際学部(日進市)の3年生8人が19日、名古屋市の中日新聞社を訪れ、若者を対象にした新聞についてのアンケート結果を発表し、中日新聞がより若者に読まれるためのアイデアを提案した。
高柳美香教授(マーケティング論)が、ゼミ学習の一環として実施。昨年11〜12月、街頭での聞き取りやネットを使ってアンケートを行い、10〜30代388人から解答を得た。
調査結果によると、新聞の閲読者は28%で、多くは手軽なネットニュースや会員制交流サイト(SNS)を活用していた。新聞離れの原因について「テレビやSNSの情報で満足してしまう」「ネットの横書きに慣れているため、縦書きの新聞が読みにくい」などと分析。無料通話アプリのLINE(ライン)などと連動し、好きな記事だけを有料で読めるようにしたり、動画投稿サイトなどを使った情報発信、紙面では分かりやすいレイアウトにするよう求めた。
一方、学生たちは調査を通じて新聞を読むようになったとも。原絵美子さん(20)は「新聞を読むと興味や考えが広がるのがいい」と話していた。(美細津仁志)
(2017年1月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)
高柳美香教授(マーケティング論)が、ゼミ学習の一環として実施。昨年11〜12月、街頭での聞き取りやネットを使ってアンケートを行い、10〜30代388人から解答を得た。
調査結果によると、新聞の閲読者は28%で、多くは手軽なネットニュースや会員制交流サイト(SNS)を活用していた。新聞離れの原因について「テレビやSNSの情報で満足してしまう」「ネットの横書きに慣れているため、縦書きの新聞が読みにくい」などと分析。無料通話アプリのLINE(ライン)などと連動し、好きな記事だけを有料で読めるようにしたり、動画投稿サイトなどを使った情報発信、紙面では分かりやすいレイアウトにするよう求めた。
一方、学生たちは調査を通じて新聞を読むようになったとも。原絵美子さん(20)は「新聞を読むと興味や考えが広がるのがいい」と話していた。(美細津仁志)
(2017年1月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)