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2017.01.19
戯曲の書き方学べる 名芸大コース新設 劇作家ら指導
名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)は4月、劇作家や小説家などを目指す学生が「書く技術」を実践的に学ぶ「文芸・ライティングコース」を新設する。演劇の台本となる戯曲の書き方にも力を入れ、現役の劇作家らが自らの書くノウハウを伝授する。(鈴木あや)
同大によると、文学部などで既存の作品などを研究することはあるが、戯曲の書き方に力を入れるコースは東海3県では珍しい。
名古屋市を拠点とする劇作家の北村想さんを特別客員教授に迎える。小説家で劇団「俳優座」の特別研究員でもある同大教授の荻原雄一さん、翻訳家・演劇評論家の准教授西村和泉さんが専任担当教員を務める。
荻原さんによると、現役の作家は自分の技術を後輩に教えたがらない人が多い。活躍中の作家が技術を伝えることでこの地方の戯曲や小説文化の発展につなげる。同じ志を持つ作家らを非常勤講師として招く。
同大は今春、学部を改編。音楽、美術、デザインの3学部を統合し、芸術学部芸術学科を新設。文芸・ライティングコースは同学科のデザイン領域の1コースとして位置付ける。竹本義明学長は「戯曲は脚本と音楽、美術、マネジメント、実演などの総合的な芸術。各領域が連携し、現場のイメージがある中で学べる」と話す。
(2017年1月19日 中日新聞朝刊30面より)
同大によると、文学部などで既存の作品などを研究することはあるが、戯曲の書き方に力を入れるコースは東海3県では珍しい。
名古屋市を拠点とする劇作家の北村想さんを特別客員教授に迎える。小説家で劇団「俳優座」の特別研究員でもある同大教授の荻原雄一さん、翻訳家・演劇評論家の准教授西村和泉さんが専任担当教員を務める。
荻原さんによると、現役の作家は自分の技術を後輩に教えたがらない人が多い。活躍中の作家が技術を伝えることでこの地方の戯曲や小説文化の発展につなげる。同じ志を持つ作家らを非常勤講師として招く。
同大は今春、学部を改編。音楽、美術、デザインの3学部を統合し、芸術学部芸術学科を新設。文芸・ライティングコースは同学科のデザイン領域の1コースとして位置付ける。竹本義明学長は「戯曲は脚本と音楽、美術、マネジメント、実演などの総合的な芸術。各領域が連携し、現場のイメージがある中で学べる」と話す。
(2017年1月19日 中日新聞朝刊30面より)