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中日新聞掲載の大学記事

2016.12.26

愛知万博の遺産継承 瀬戸の児童らロボット見学

 小学生向けのロボットワークショップが23日、豊田市八草町の愛知工業大八草キャンパスで開かれた。

 2005年、当時の最先端のロボットが展示された愛・地球博の継承事業で、学校の長期休暇に合わせて講座やイベントを開いている。昨冬のワークショップが好評だったため、今冬は一日増やして23、24日の2日間開催することにした。

 初日は瀬戸市や近隣の小学3〜6年生38人が参加した。児童たちはキャンパス内にあるロボットミュージアムを見学。同大の学生たちの案内で、水中で泳ぐマンタやジンベエザメのロボットに触ったり、関節を曲げて自動で立ち上がる小型ロボットを間近で見たりした。

 身長2メートルのロボット「鉄人13号」の見学もあり、ゴーグルのような機械を頭にはめると、ロボットの目に内蔵されたカメラに映る景色と同じ映像を見ることができる体験もあった。

 見学後は、電池とモーターを使わずに動くクローラーを作り、ものづくりの楽しさに触れた。瀬戸市の西陵小学校3年加藤大輝君(9つ)は「ゴーグルをはめたらみんなが小さく見えて、自分の身長が高くなったみたいで面白かった」と興奮気味に話した。(堀井聡子)

(2016年12月26日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)
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