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中日新聞掲載の大学記事

2016.12.04

鶏の親子でおいしいレシピ 岐阜女子大でコンクール 大垣桜高 古沢さん後藤さん栄冠

 鶏卵と鶏肉を使ったレシピの出来栄えを競うコンクールが3日、岐阜市太郎丸の岐阜女子大であり、料理部門では、大垣桜高校3年の後藤由真さんが、デザート部門では同高3年の古沢千晶さんがグランプリに輝いた。(高橋貴仁)

 料理部門は13人、デザート部門には6人が参加した。1時間で料理を作り、同大健康栄養学科長の水野幸子さんら8人が試食して審査した。

 後藤さんは、鶏胸肉を油で揚げた「ヘルシーカツ」を調理。千切りにしたキャベツを胸肉で巻いており、野菜嫌いな子どもでも食べやすいよう工夫した。古沢さんは、フランス料理のケーキ「ケークサレ」をベースにしたデザートを考案。トマトやブロッコリーなどと一緒に鶏の胸肉を加えて焼いた。

 後藤さんは「練習でうまくできなかった、キャベツを巻く作業がばっちりできた。グランプリを取れ、びっくり」と笑顔。将来は栄養士になりたいという古沢さんは「焼くのに時間がかかるので、制限時間内に調理を終えるのが大変だった」と話していた。

 鶏卵と鶏肉の消費拡大などを目的に県養鶏協会と岐阜女子大が主催。高校生と大学生が対象で、書類選考の1次審査には145点のレシピの応募があった。

(2016年12月4日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)
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