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2016.11.04
絵手紙友達と初対面 春日井 大学生と高齢者交流
春日井市松本町の中部大の学生と、1年間絵手紙を交換してきた高齢者16人が3日、同大を訪れ、年齢の離れた“ペンフレンド”と初めての対面を果たした。
生命健康科学部で看護師などを目指す学生が立ち上げたプロジェクト「つなごう絆の輪!」の一環。高齢者の孤立を防ごうと、学生60人が、希望する県内外の64人と文通を楽しんでいる。
2年の岩井さん(19)は、受け取った絵はがきの中で「あるがまま、茄子(なす)がママ」という作品がお気に入り。「勉強の励みにしているんです」。送り主の名古屋市の服部さん(77)も「暖かい色彩の絵を送ってくれて、想像通りすてきな女性ですね」と目を細めた。
岩井さんは、市内の施設で高齢者と交流もしており「会話を引き出すことが課題」と話すが、この日は絵手紙の効果か、服部さんと海外旅行の話題などで盛り上がっていた。
同学部の福田峰子准教授は、「はがきだからこそ話せることもある。学生も高齢者の人生から学ぶことは多いはず」と世代間交流に期待を寄せる。
プロジェクトでは、学生と文通を希望する高齢者を募集している。(問)福田准教授=0568(51)9489
(浅野有紀)
(2016年11月4日 中日新聞朝刊尾張版より)
生命健康科学部で看護師などを目指す学生が立ち上げたプロジェクト「つなごう絆の輪!」の一環。高齢者の孤立を防ごうと、学生60人が、希望する県内外の64人と文通を楽しんでいる。
2年の岩井さん(19)は、受け取った絵はがきの中で「あるがまま、茄子(なす)がママ」という作品がお気に入り。「勉強の励みにしているんです」。送り主の名古屋市の服部さん(77)も「暖かい色彩の絵を送ってくれて、想像通りすてきな女性ですね」と目を細めた。
岩井さんは、市内の施設で高齢者と交流もしており「会話を引き出すことが課題」と話すが、この日は絵手紙の効果か、服部さんと海外旅行の話題などで盛り上がっていた。
同学部の福田峰子准教授は、「はがきだからこそ話せることもある。学生も高齢者の人生から学ぶことは多いはず」と世代間交流に期待を寄せる。
プロジェクトでは、学生と文通を希望する高齢者を募集している。(問)福田准教授=0568(51)9489
(浅野有紀)
(2016年11月4日 中日新聞朝刊尾張版より)