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中日新聞掲載の大学記事

2016.10.17

持続可能な暮らしを 「エシカル」推進 熱田で催し

 人や自然に優しい暮らし方を提案するイベント「エシカルでいきましょ!」が16日、愛知県名古屋市熱田区熱田西町の白鳥庭園であった。

 直訳すると「倫理的な」の意味になるエシカルは、生命や環境に配慮した持続可能な生活スタイルを指す。イベントは2010年に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれたことをきっかけに設立した市民団体「エシカルなごや推進委員会」などが毎年、企画している。

 会場ではオーガニック素材を用いた衣類や有機農法で育てられた野菜などを販売。白鳥庭園や徳川園(東区)に生息するミツバチで養蜂をしている名古屋学院大と愛知商業高の学生・生徒らによる蜂蜜の振る舞いや、茶会もあり、約4400人でにぎわった。

 白鳥庭園の川島大次所長(43)は「エシカルには人それぞれの形がある。エコや衣服、食べ物の選び方など、1つのことから広げていってほしい」と願っていた。(鈴木龍司)

(2016年10月17日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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