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2016.10.15
凹凸の美 山本富章さん絵画展 碧南
県立芸術大名誉教授で作家の山本富章さん(67)=豊田市西中山町=の個展「創造の原点から色斑空間へ」(中日新聞社共催)が15日、碧南市藤井達吉現代美術館で始まる。山本さんを招いて内覧会が14日あり、約150人が一足早く鑑賞した。12月4日まで。
山本さんの作品は、絵画に凹凸を付けたり、斑点状の模様を多用したりするのが特徴。個展には現在の作風を確立する以前の素描などの資料を含めて約70点が並ぶ。
2.7メートル4方ほどの凹凸ある絵画3枚の組み作品は、制作した1988年当時に住んでいた米ニューヨークがモチーフ。角材や布でキャンバスの一部をレンガ壁や橋脚のように造形した上で、極彩色で塗る斬新な作風に鑑賞者が圧倒されていた。
(片山健生)
(2016年10月15日 中日新聞朝刊県内版より)
山本さんの作品は、絵画に凹凸を付けたり、斑点状の模様を多用したりするのが特徴。個展には現在の作風を確立する以前の素描などの資料を含めて約70点が並ぶ。
2.7メートル4方ほどの凹凸ある絵画3枚の組み作品は、制作した1988年当時に住んでいた米ニューヨークがモチーフ。角材や布でキャンバスの一部をレンガ壁や橋脚のように造形した上で、極彩色で塗る斬新な作風に鑑賞者が圧倒されていた。
(片山健生)
(2016年10月15日 中日新聞朝刊県内版より)