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中日新聞掲載の大学記事

2016.10.05

愛知大学野球 秋季リーグ 名城大が大勝 中京大に並ぶ

 1部の第5週第3日は4日、愛知県日進市の名城大グラウンドで3回戦2試合を行い、名城大が17−0で愛産大に大勝し、2勝1敗で勝ち点3として中京大に並んだ。日福大は7−2で中部大を下し、2勝1敗で今季初の勝ち点を挙げた。

 名城大は22安打の猛攻。1回に坪井の適時二塁打で先制すると、2回には坪井の3点打などで8点を追加し、早々と試合を決めた。日福大は5回に樫山、9回に代打西田がともにリーグ戦初本塁打を放つなど得点を重ねた。

 次週は中京大と名城大が直接対決。中京大が連勝した場合に限り、3季連続37度目の優勝が決まる。

■坪井、山口の復調 直接対決へ弾み

 最後まで攻撃の手を緩めなかった。名城大が2回に8点を奪うと、6回には7点を追加。安江監督は「久しぶりに打線がつながった」と相好を崩した。8日から中京大戦。大一番へ弾みがついた。

 大量点を演出したのは3安打4打点の坪井、4安打4打点の山口だった。坪井が1、2回の適時打で流れをつくると、山口も6回に満塁の走者を一掃する二塁打を放った。

 今春のチーム打率は3割1分7厘。今季は前日まで2割4分と打線が機能していなかった。打線の中心となる坪井、山口の不調が要因。坪井は「やっとチームに貢献できた」と表情に明るさが戻り、打順が「定位置」の4番から7番に下がっていた山口は「もう大丈夫。ボールがしっかり見える」と復調を宣言した。

 春は「勝った方が優勝」の戦いで中京大に敗れた。1回戦の先発が予想されるエース栗林は援護を受け、余力を残して5回69球で降板。投打ともに雪辱への態勢は整った。(東郷賢一)

▽名城大(名城大2勝1敗)
名城大 180107000―17
愛産大 000000000―0

▽同(日福大2勝1敗)
日福大 110010004―7
中部大 000000200―2
本塁打 樫山、西田(福)

(2016年10月5日 中日新聞朝刊20面より)
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