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2016.10.03
愛知大学野球 秋季リーグ 日福大が延長制す 名城大は快勝
1部の第5週第1日は2日、愛知県日進市の名城大グラウンドで1回戦2試合を行い、名城大が8−0で愛産大に快勝し、日福大は延長12回の末、7−6で中部大に競り勝った。名城大は3回、堀井の2点適時打などで3点を先制。中盤に加点すると、8回に山口の2点二塁打などでダメ押しした。栗林と浅川が完封リレー。愛産大は三塁も踏めなかった。
日福大は9回に松尾の3点本塁打で追い付くと、11回に永沢の適時二塁打で勝ち越し。追い付かれたが12回に阪本の適時打で再び突き放した。八幡はリーグ戦初勝利。中部大はリリーフ陣が誤算。
■好調 阪本V打
待っている球種とは違っていたが、変化球に体が勝手に反応した。好調の証し。日福大の阪本が12回1死一、三塁から勝ち越しの右前打を放った。「9回に3点差を追い付いたので勝ちたかった」の声が弾んでいた。
3回の先制打を含め、今季2度目の4安打の固め打ち。バットがよく振れている。開幕週の愛産大戦2試合こそ無安打に終わったが、第2週の名城大戦から7試合連続安打。打率は4割4分1厘に上がった。今春は12試合で5打点。今季は9試合で7打点と4番らしい勝負強さも発揮している。
夏のオープン戦は不調だったが、打線から外れることはなかった。「何とか期待に応えたい」と地道にティー打撃を繰り返してきたことが実った。右肩の状態が万全ではないため、第2週から指名打者として出場。「今は打撃で貢献するしかない」。バットでチームをけん引するという決意は固い。 (東郷賢一)
▽名城大(名城大1勝)
愛産大 000000000―0
名城大 00311003x―8
▽同(日福大1勝)
日福大 002000003011―7
中部大 000300200010―6
(延長12回)
本塁打 松尾(福)
(2016年10月3日 中日新聞朝刊24面より)
日福大は9回に松尾の3点本塁打で追い付くと、11回に永沢の適時二塁打で勝ち越し。追い付かれたが12回に阪本の適時打で再び突き放した。八幡はリーグ戦初勝利。中部大はリリーフ陣が誤算。
■好調 阪本V打
待っている球種とは違っていたが、変化球に体が勝手に反応した。好調の証し。日福大の阪本が12回1死一、三塁から勝ち越しの右前打を放った。「9回に3点差を追い付いたので勝ちたかった」の声が弾んでいた。
3回の先制打を含め、今季2度目の4安打の固め打ち。バットがよく振れている。開幕週の愛産大戦2試合こそ無安打に終わったが、第2週の名城大戦から7試合連続安打。打率は4割4分1厘に上がった。今春は12試合で5打点。今季は9試合で7打点と4番らしい勝負強さも発揮している。
夏のオープン戦は不調だったが、打線から外れることはなかった。「何とか期待に応えたい」と地道にティー打撃を繰り返してきたことが実った。右肩の状態が万全ではないため、第2週から指名打者として出場。「今は打撃で貢献するしかない」。バットでチームをけん引するという決意は固い。 (東郷賢一)
▽名城大(名城大1勝)
愛産大 000000000―0
名城大 00311003x―8
▽同(日福大1勝)
日福大 002000003011―7
中部大 000300200010―6
(延長12回)
本塁打 松尾(福)
(2016年10月3日 中日新聞朝刊24面より)