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中日新聞掲載の大学記事

2009.08.10

中京女子大硬式野球部 新球場が完成 記念招待試合

 来春から「至学館大学」に校名変更を予定している大府市の中京女子大が、キャンパス南側に硬式野球部の新練習場となる球場を新設した。9日には、完成記念の招待試合があった。

 これまでは他の部と40メートル4方のグラウンドを共用。練習がしづらく危険だったため昨年夏から球場を建設していた。敷地面積約2万平方メートル、両翼91.5メートルで、照明4基を備える。

 招待試合では、静岡大と大阪商業大の野球部と対戦し、谷岡郁子学長が始球式に登板した。谷岡学長はあいさつで「待望の球場がようやくできた。一滴でも多くの汗を流してほしい」と述べた。

 中京女子大は2005年に女子大初の硬式野球部を創部、翌年から愛知大学野球リーグに参加。07年度から男子学生の受け入れを始めたため現在は男子を含む27人の部員がいる。公式戦は54連敗が続いている。

 谷岡学長は始球式後、校名変更について「女子大の名前では、男子学生のお客さん扱いが続いてしまう。チャレンジ精神と青春を大切にする気質は変わらない自信があるので、校名変更を決断できた」と話した。

(2009年8月10日 中日新聞朝刊県内版より)
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