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2016.07.01
地域の課題 学生が解決 金沢工大 野々市、金沢市に提案
金沢工業大の2年生が地域の課題解決を考える授業「プロジェクトデザインII」の中間発表会が、野々市市扇が丘の同大であった。同市と金沢市の課題に取り組んだ80チームが、担当課職員や地元住民にアイデアを発表した。
4月に両市の課題説明を聞いた学生たちは6人ほどのチームで、ごみの減量化や自転車交通ネットワーク構築、里山の活性化といったテーマを調査研究し、解決策を探ってきた。
野々市市マスコットキャラクター「のっティ」を活用した工大生へのPRを検討したメディア情報学科の「プロジェクトN」は、のっティを表紙にした大学周辺のお薦めスポットのリーフレットを試作。メンバーの長岡大輝さん(19)は「地元飲食店などの知名度も高められる」と話した。
金沢市指定保存建造物「森紙店」をカフェと伝統芸能の体験スペースに整備するよう考えたのは建築デザイン学科「クロフィン」。メンバーの筒井悠太さん(21)は「観光客と地域住民がコミュニケーションできる場を目指した」と語った。
大学側は両市の推薦をもとに代表チームを選出、8月5日に最終報告会を行う。
(谷口大河)
(2016年7月1日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)
4月に両市の課題説明を聞いた学生たちは6人ほどのチームで、ごみの減量化や自転車交通ネットワーク構築、里山の活性化といったテーマを調査研究し、解決策を探ってきた。
野々市市マスコットキャラクター「のっティ」を活用した工大生へのPRを検討したメディア情報学科の「プロジェクトN」は、のっティを表紙にした大学周辺のお薦めスポットのリーフレットを試作。メンバーの長岡大輝さん(19)は「地元飲食店などの知名度も高められる」と話した。
金沢市指定保存建造物「森紙店」をカフェと伝統芸能の体験スペースに整備するよう考えたのは建築デザイン学科「クロフィン」。メンバーの筒井悠太さん(21)は「観光客と地域住民がコミュニケーションできる場を目指した」と語った。
大学側は両市の推薦をもとに代表チームを選出、8月5日に最終報告会を行う。
(谷口大河)
(2016年7月1日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)