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学生活動  2025.11.14

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日本の食品 留学生が試食 愛知大 海外狙う企業へ助言

練り物を試食するアジア地域からの留学生=名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスで

練り物を試食するアジア地域からの留学生=名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスで

 愛知大に留学する中国、韓国、台湾、フィリピン、ベトナム出身の学生ら17人が13日、名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスで県内の食品企業などの商品を試食し、海外進出を狙う企業にアドバイスした。

 試食会は2019年度、24年度に続いて3回目。愛知大と東海農政局、あいち銀行の共催。「ヤマサちくわ」(豊橋市)、食品原材料販売の「味画」(名古屋市東区)、サツマイモの加工品の販売も行う旅行会社「ツーリストラボ」(名古屋市中区)の3社が参加した。学生らは原材料や味にこだわった練り物やアイスクリーム、サツマイモのシフォンケーキを試食し、味やパッケージなどを評価した。

 練り物を試食した韓国・京畿道出身のユン・ジウさん(25)は「日本の練り物はにおいが少なくて食べやすい」と絶賛。一方で「加熱せずに食べる文化はない」と話す学生もいた。ヤマサちくわ海外事業部の橋口直史さん(29)は「各国の食文化に合わせた食べ方を知ることができた」と話した。(三浦祐次郎)

(2025年11月14日 中日新聞朝刊県内版より)
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