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中日新聞掲載の大学記事

2009.07.11

メキシコの魅力探る 長久手 県立大でフォーラム

 日本とメキシコの交流400周年を記念した国際フォーラム「メキシコの魅力を探る」が10日、長久手町の県立大であった。同大とメキシコ大使館主催。

 現地の考古学者ら10人が登壇し、研究成果や観光開発の現状を話し合った。発表では「太陽のピラミッド」があるテオティワカンやマヤ文明のパレンケといった世界遺産を紹介。遺跡は地元住民が自己認識をする生きた存在であると説明された。

 中部大国際関係学部の杓谷(しゃくや)茂樹准教授はユカタン半島の遺跡公園を取り上げ、廃虚に意味づけすることで優れた遺跡になると強調。観光客が増える中で「遺跡に人格があるように対話してみては」と提案する一幕もあった。

(2009年7月11日 中日新聞朝なごや東版より)
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