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2016.04.07
臓器移植調整 医療通訳 2コース新設、藤田保健衛生大
藤田保健衛生大(豊明市)大学院保健学研究科に、医療現場のニーズを踏まえ臓器移植コーディネーターと医療通訳を養成する2コースが新設された。6日は受講生12人が指導教授らと打ち合わせに臨み、最先端の知識や技術を学ぶ決意を新たにした。
同大によると、2コースとも全国的に珍しいカリキュラム。臓器移植は、移植を受ける患者らと調整するレシピエント移植コーディネーターと、提供者側を支援するドナー移植コーディネーターの各コースで20〜50代の看護師が4人ずつ受講。同大病院臓器移植科の剣持敬教授らが指導する。
同病院看護師として受講する宮島由佳さん(28)は「まだ現場で立ち会った経験がなく、今回医学知識など全般的に学べる貴重な機会になる」と話した。
国内に来る外国人の急増で専門職育成が課題の医療通訳は、人材育成できるリーダー養成、テレビ会議などで活躍できる遠隔医療通訳者の育成も目指す。竹迫和美教授が指導し県内外の20〜60代の4人が受講する。
外資系企業に勤務後、医療に貢献しようと東京から移った田中佐代子さん(68)は「医療現場で学べる意義は大きい」と意欲を見せた。
原則2年で修了する予定。(室木泰彦)
(2016年4月7日 中日新聞朝刊県内版より)
同大によると、2コースとも全国的に珍しいカリキュラム。臓器移植は、移植を受ける患者らと調整するレシピエント移植コーディネーターと、提供者側を支援するドナー移植コーディネーターの各コースで20〜50代の看護師が4人ずつ受講。同大病院臓器移植科の剣持敬教授らが指導する。
同病院看護師として受講する宮島由佳さん(28)は「まだ現場で立ち会った経験がなく、今回医学知識など全般的に学べる貴重な機会になる」と話した。
国内に来る外国人の急増で専門職育成が課題の医療通訳は、人材育成できるリーダー養成、テレビ会議などで活躍できる遠隔医療通訳者の育成も目指す。竹迫和美教授が指導し県内外の20〜60代の4人が受講する。
外資系企業に勤務後、医療に貢献しようと東京から移った田中佐代子さん(68)は「医療現場で学べる意義は大きい」と意欲を見せた。
原則2年で修了する予定。(室木泰彦)
(2016年4月7日 中日新聞朝刊県内版より)