HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2016.04.08
中日新聞記者が講師 寄付講座始まる 中京大
中日新聞社が現役記者を講師として派遣する寄付講座が7日、名古屋市昭和区の中京大で始まり、経済、文学部の3、4年生約250人が受講した。同大での寄付講座は2年目で、7月21日まで全15回の予定。
初回は臼田信行編集局長(59)が「新聞の歴史と現状」をテーマに講義。「新聞は太平洋戦争で国民に正確な情報を伝えず、結果として戦争に加担した。その反省から、権力の監視を強く意識している」と説明した。
新聞離れの一因となっているインターネットについて「便利なツールだが、自ら関心のあるテーマしか見なくなり、不正確な内容も多い」と指摘。新聞の利点を「さまざまなニュースに触れることができ、隠れた事実を明るみに出す。地域のニュースは新聞でこそ」と強調した。
新聞を配布して紙面の構成や特徴も紹介。「新聞をパラパラめくって、見出しだけでも読むことから始めてほしい。新聞に慣れることで、自ら判断することに役立つ」と呼び掛けた。
(2016年4月8日 中日新聞朝刊県内総合版より)
初回は臼田信行編集局長(59)が「新聞の歴史と現状」をテーマに講義。「新聞は太平洋戦争で国民に正確な情報を伝えず、結果として戦争に加担した。その反省から、権力の監視を強く意識している」と説明した。
新聞離れの一因となっているインターネットについて「便利なツールだが、自ら関心のあるテーマしか見なくなり、不正確な内容も多い」と指摘。新聞の利点を「さまざまなニュースに触れることができ、隠れた事実を明るみに出す。地域のニュースは新聞でこそ」と強調した。
新聞を配布して紙面の構成や特徴も紹介。「新聞をパラパラめくって、見出しだけでも読むことから始めてほしい。新聞に慣れることで、自ら判断することに役立つ」と呼び掛けた。
(2016年4月8日 中日新聞朝刊県内総合版より)