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中日新聞掲載の大学記事

2016.01.16

金沢工大と静岡県 就職支援協定結ぶ 製造業の人材確保

 金沢工業大(野々市市)と静岡県は15日、就職支援協定を締結した。故郷に戻るUターン就職の情報提供や、同県内企業のインターンシップ(就業体験)の受け入れなどで、連携して支援する。

 同大の学生7300人のうち、静岡県出身者は385人で、北信越地方以外の都道府県別では最も多い。一方で静岡にUターン就職する学生は約4割にとどまる。ものづくり技術者育成に力を入れる同大と、製造業の人材確保を目指す静岡県とで意向が一致した。

 同県が協定を結ぶのは立命館大、同志社大などに続き5校目。金沢工業大は長野、新潟県に続いて3県目の締結になる。

 静岡県庁で協定書に署名した石川憲一学長は「静岡にはさまざまな企業がそろう。より多くの学生が故郷に戻って貢献してほしい」と話した。川勝平太知事は「静岡に関心のある学生を心から歓迎する。太平洋側と日本海側の交流も深めたい」と強調した。

 (静岡総局・今井智文)

(2016年1月16日 北陸中日新聞金沢能登版より)
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