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中日新聞掲載の大学記事

2016.01.16

外国人が酒造り見学 常滑 県立大の学生ら企画

 県内在住の中国、ドイツ人ら外国人6人が15日、常滑市古場町の澤田酒造を訪れ、昔ながらの酒造りを見学した。日本の伝統文化をPRするため、県立大(長久手市)の学生グループが企画した。

 参加者らは澤田研一会長の案内で、薄暗く、ほんのり甘い香りが漂う蔵内を歩いた。米を蒸す木おけや、仕込み中のタンクを見ながら、手間暇かけて造られる様子を学んだ。中国人の会社員、李娟さん(28)=瀬戸市=は「蔵に初めて入ったが、丁寧に日本酒が造られているのが分かった」と話した。

 県立大外国語学部の学生ら5人のグループは、昨年5月ごろから、ツイッターなどで外国人に県内の観光地を発信する取り組みを続けている。担当教員の宮谷敦美教授は「名古屋城などの有名な観光地だけでなく、隠れた県内の名所も売り出したい」と話した。(安田功)

(2016年1月16日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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