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中日新聞掲載の大学記事

2015.12.07

東海学生駅伝 名城大A 女子9連覇 愛工大男子 4年ぶり10度目

 東海学生駅伝対校選手権大会の第77回男子、第9回女子(ともに東海学生陸上競技連盟、中日新聞社共催)が6日、愛知県の知多半島で開かれた。21チームが参加した男子は武豊町の武豊緑地から半田市の半田運動公園陸上競技場までの7区間63.5キロを舞台に、愛工大が4年ぶり10度目の優勝を決めた。14チームが参加した女子は武豊緑地から南知多町の魚ひろばまでの5区間26.6キロで、名城大Aが第1回大会から9連覇を達成した。

■4区間で区間賞名城大A

 女子の名城大Aは5区間中、4区間で区間賞を獲得し、9連覇を達成した。2位・中京大Aに2分近い差をつけてゴールテープを切った赤坂は、5日の愛知県市町村駅伝で名古屋市の7区を走り、初優勝に貢献。2日連続の優勝となったが、「最低限の力を出せたと思うけど、求めることはたくさんある。まだまだです」と厳しい表情。30日の全日本大学女子選抜駅伝に向けて、浮かれることはなかった。

■最終7区で逆転愛工大

 男子は愛工大が最終の7区で逆転し、4年ぶりの頂点に立った。2位でたすきを受けたアンカー・吉田が、1区からトップを守っていた岐阜経大を7キロ過ぎでとらえ、一気に突き放した。区間賞の激走だった吉田は「向かい風がきつかったけど、トラックに入ってみんなの顔を見たら楽になった。後輩たちが泣いてくれていたのがうれしかった」とニンマリ。就任1年目以来の優勝に導いた奥野監督は「一人一人が役割を果たしてくれた」と満足げに話した。

(2015年12月7日 中日スポーツ10面より)

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