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2015.11.10
スマホよりも周囲見て 伏見駅で学生が作品展示
駅構内を芸術的に彩るイベント「アートステーション」が8日、中区の市営地下鉄伏見駅であり、名城大理工学部で建築を学ぶ学生18人が作品を通して、「歩きスマホ」の人たちに、周囲に目を向けるよう訴えた。
テーマは「手のひら以上のせかい」。天井からつるした白い紙の造花2000個以上をスクリーン代わりに、草原や海中の風景の写真をプロジェクターで映した。スマートフォンの画面に視線を落としている人にも気付いてもらおうと、床にもテープで文字を配し、視線がだんだん上になるよう仕向けた。
市交通局が、地下鉄の利用促進のため毎年主催。テーマは、駅構内などでの歩きスマホが目立つことから学生たちが考えた。展示は1日限りだが、4年の谷口里奈さん(21)は「周囲に目を向ければ、すてきな景色があるかも」と呼び掛けた。(斎藤雄介)
(2015年11月10日 中日新聞朝刊市民版より)
テーマは「手のひら以上のせかい」。天井からつるした白い紙の造花2000個以上をスクリーン代わりに、草原や海中の風景の写真をプロジェクターで映した。スマートフォンの画面に視線を落としている人にも気付いてもらおうと、床にもテープで文字を配し、視線がだんだん上になるよう仕向けた。
市交通局が、地下鉄の利用促進のため毎年主催。テーマは、駅構内などでの歩きスマホが目立つことから学生たちが考えた。展示は1日限りだが、4年の谷口里奈さん(21)は「周囲に目を向ければ、すてきな景色があるかも」と呼び掛けた。(斎藤雄介)
(2015年11月10日 中日新聞朝刊市民版より)