HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2015.11.08
名城大生 カフェで東北PR 千種できょうまで 気仙沼ホルモン提供
名城大の学生が、東北のご当地グルメを提供する期間限定のカフェを7日、千種区茶屋が坂のレンタルスペース「Today’s kitchen茶屋ケ坂」で8日までの2日間の日程でオープンさせた。
運営するのは、同大が主催する東日本大震災復興ボランティアプロジェクトをきっかけに集まった4年生5人。これまで年に2回、宮城県気仙沼市の「大島」で、畑の整地やホタテの出荷作業などのボランティアに取り組んできた。最近は、学生の視点から、島の観光資源のPR方法を地元の観光協会などに提案する活動もしている。
活動を通じて大島の魅力を知る一方、震災から4年以上がたった今も、「東北=被災地」というイメージが強く、豊かな自然や人の温かみなど、ほかの魅力が伝わっていないことに気付いた。
そのイメージを変えようと、一番身近な「食」で東北の魅力を伝えるプロジェクトを、経済学部の高井洋祐さん(21)が中心となって企画。名古屋の人にもなじみ深い「みそ」を使った東北のご当地グルメ「気仙沼ホルモン」を出すことにした。材料も現地の企業から取り寄せている。
カフェを訪れ、熱々の鉄板に載ったホルモンを口に運んだ天白区の大学職員木村祐美さん(43)は「スパイシーでおいしい。ホルモンが有名だと知らなかったので、東北の新しい魅力を知りました」と笑顔に。高井さんは「食を通じて名古屋の人にも東北の魅力を知ってもらい、実際に足を運んでもらえたら」と話していた。
カフェは午前11時〜午後3時(午後2時半ラストオーダー)の営業で、スープ、ご飯、デザート付きで1000円。2日間で120食の販売を目指す。
(水田百合子)
(2015年11月8日 中日新聞朝刊市民総合版より)
運営するのは、同大が主催する東日本大震災復興ボランティアプロジェクトをきっかけに集まった4年生5人。これまで年に2回、宮城県気仙沼市の「大島」で、畑の整地やホタテの出荷作業などのボランティアに取り組んできた。最近は、学生の視点から、島の観光資源のPR方法を地元の観光協会などに提案する活動もしている。
活動を通じて大島の魅力を知る一方、震災から4年以上がたった今も、「東北=被災地」というイメージが強く、豊かな自然や人の温かみなど、ほかの魅力が伝わっていないことに気付いた。
そのイメージを変えようと、一番身近な「食」で東北の魅力を伝えるプロジェクトを、経済学部の高井洋祐さん(21)が中心となって企画。名古屋の人にもなじみ深い「みそ」を使った東北のご当地グルメ「気仙沼ホルモン」を出すことにした。材料も現地の企業から取り寄せている。
カフェを訪れ、熱々の鉄板に載ったホルモンを口に運んだ天白区の大学職員木村祐美さん(43)は「スパイシーでおいしい。ホルモンが有名だと知らなかったので、東北の新しい魅力を知りました」と笑顔に。高井さんは「食を通じて名古屋の人にも東北の魅力を知ってもらい、実際に足を運んでもらえたら」と話していた。
カフェは午前11時〜午後3時(午後2時半ラストオーダー)の営業で、スープ、ご飯、デザート付きで1000円。2日間で120食の販売を目指す。
(水田百合子)
(2015年11月8日 中日新聞朝刊市民総合版より)