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中日新聞掲載の大学記事

2015.07.10

イチジク魅力知って 東海学園大 学生ら料理に挑戦

 県特産のイチジクの魅力を若い世代に紹介する講義が9日、天白区中平2の東海学園大名古屋キャンパスであり、健康栄養学部管理栄養学科の4年生21人が試食した。イチジクを使った料理のレシピを考案して今月下旬に授業で発表する。

 出荷量全国1位を誇るイチジクの消費量アップに向けて、県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)が県内の学校で初めて企画した。イチジクの生産地があるJAあいち中央(安城市)の石川浩義さん(44)らからイチジクに関する話を聞いた後に試食し、一斉に「おいしい」「甘い」などと声を上げた。イチジクを使った料理にも挑戦した。

 大嶺季枝さん(21)は「プチプチとして食感がよく、おいしかった。趣味のスイーツ作りにも使いたい」と話していた。

 JAあいち経済連によると、2014年の愛知県のイチジクの出荷量は2237トン。1996年のピーク時には4165トンあったが、近年は減少傾向で、消費は中高年に偏っているという。

 (田井勇輝)

(2015年7月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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