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中日新聞掲載の大学記事

2015.07.10

お化け屋敷で「ビビり度」測定 NTT西が新サービス

 NTT西日本は9日、人が感じた恐怖や興奮の度合いをセンサーで測り、数値化するサービスを開始したと発表した。大阪市内のお化け屋敷に採用された。今後は娯楽施設や介護施設などへの導入を目指す。愛知県立大と共同開発した。

 採用された「梅田お化け屋敷2015」(10日〜9月6日開催)では、体験する人が手に持つ機器で脈や体の動きを測り、分析した結果を「ビビり度」として専用のウェブサイトで見られる。

 NTT西日本の村尾和俊社長は、映画館などの施設で客の反応を分析できるほか、介護を受ける人の健康管理やスポーツ選手のトレーニングにも役立つと説明。「活用の範囲はかなり広い」と話した。

 センサーは用途に応じて衣類や車のハンドル、カラオケのマイクなどに組み込める。

 同様の技術ではこれまで、赤外線を体の一点に当て続けて脈を測っていたが、センサーの測定範囲を広げて使いやすくした。

(2015年7月10日 中日新聞朝刊5面版より)

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