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大学野球  2025.04.19

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東海地区大学野球 岐阜県学生リーグ 竜OB指揮官対決 近藤監督が先勝

岐阜聖徳学園大を指揮する近藤真市監督=岐阜県可児市のカヤバスタジアムで(石曽根和花撮影)

岐阜聖徳学園大を指揮する近藤真市監督=岐阜県可児市のカヤバスタジアムで(石曽根和花撮影)

■岐阜聖徳学園大 開幕5連勝

 東海地区大学野球岐阜県学生リーグ第4週第1日は18日、同県可児市のカヤバスタジアムで3試合が行われ、中日OB監督の対戦は岐阜聖徳学園大が東海学院大に延長10回タイブレークの末、7-6でサヨナラ勝ちし、開幕から5連勝とした。プロ注目の相良雅斗投手(4年・豊田大谷)が先発した岐阜協立大は中京学院大に4-10で完敗。朝日大は4投手の無安打無失点リレーで岐阜大に5-0で快勝した。

■あす東海学院大・長谷部監督と2戦目

 因縁の対決は岐阜聖徳学園大がサヨナラ勝ち。2点を追う延長10回、暴投で1点差に迫った後の1死満塁で渡辺が中前にはじき返し、試合を決めた。「失点は自分のミスがきっかけだったので何とか取り返したかった」と渡辺は安堵(あんど)の表情。1点を追う7回2死の守備では二ゴロの打球を待ったことで内野安打とされ、2失点につながった。それだけに、近藤真市監督(56)は「勝利に対する必死さを感じた」と挽回の一打をたたえた。

 監督にとって特別な試合を制した。愛知・享栄高でバッテリーを組み、中日に同期入団した東海学院大の長谷部裕監督(57)との対決は昨季から通算3勝2敗。「もちろん意識はします」という盟友との対戦は20日にも行われる。連勝し、就任後初のリーグ優勝に前進したい。 (石曽根和花)

(2025年4月19日 中日スポーツ5面より)
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