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2015.03.16
エコキャップ30万個に 愛大生 途上国へワクチン寄付
愛知大名古屋キャンパス(中村区)の学生25人が、昨年4月から回収してきたペットボトルのキャップが30万個を突破した。リサイクル業者に買い取ってもらい、売却代で発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る。ワクチン350人分に相当するという。
回収は環境サークル「ecoB・G(エコビジ)研究会」が2013年度に始めた。当初は目標を50万個と掲げたが、1年で4万個しか集まらなかった。サークル代表で国際コミュニケーション学部2年の園田真弓さん(20)は「活動が学内で浸透しきらなかったのが原因」と振り返る。
反省を生かし、14年度は大学構内のごみ箱近くに回収箱を30個置いたり、ポスターを貼ったりして周知を図った。県内の自動車学校4校にも協力してもらい、回収数を飛躍的に伸ばした。キャップは今月中にも業者に引き取ってもらい、横浜市のNPO法人エコキャップ推進協会を通じて、発展途上国の子どもたちにワクチンを寄付する。「ごみになるキャップが人の命を救えるので、うれしい」と園田さん。「15年度は50万個を達成したい」と話している。 (天田優里)
(2015年3月16日 中日新聞朝刊市民版より)
回収は環境サークル「ecoB・G(エコビジ)研究会」が2013年度に始めた。当初は目標を50万個と掲げたが、1年で4万個しか集まらなかった。サークル代表で国際コミュニケーション学部2年の園田真弓さん(20)は「活動が学内で浸透しきらなかったのが原因」と振り返る。
反省を生かし、14年度は大学構内のごみ箱近くに回収箱を30個置いたり、ポスターを貼ったりして周知を図った。県内の自動車学校4校にも協力してもらい、回収数を飛躍的に伸ばした。キャップは今月中にも業者に引き取ってもらい、横浜市のNPO法人エコキャップ推進協会を通じて、発展途上国の子どもたちにワクチンを寄付する。「ごみになるキャップが人の命を救えるので、うれしい」と園田さん。「15年度は50万個を達成したい」と話している。 (天田優里)
(2015年3月16日 中日新聞朝刊市民版より)