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中日新聞掲載の大学記事

2015.03.07

介護福祉士らが知識や技術共有 関でセミナー

 介護の現場にいる人の知識や技術を共有する「介護福祉セミナー」が6日、関市桐ケ丘の中部学院大で開かれ、参加者は講演や実践発表で理解を深めた。

 同大短期大学部などが毎年開催しており、今年で14回目。「つながる地域、つなげる介護」というテーマが設定され、同大の学生や介護福祉士など80人が出席した。

 シンポジウムでは、県看護協会立訪問看護ステーションの統括管理者野崎加世子さんと、坂祝町の特別養護老人ホームの施設長として働く奥村るみさんが登壇。同大の森田直子准教授が進行役を務めた。

 野崎さんは在宅介護の現場で、高齢者が普段使っているタオルが乾いていたことに気付き、容体変化を見抜いた経験を紹介。「介護と看護で連携し、ちょっとした気付きを情報共有することが重要」と説いた。(大野雄一郎)

(2015年3月7日 中日新聞朝刊中濃版より)
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