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2015.01.20
吉田選手ら堀井君激励 母校の至学館大 心臓移植の募金支援へ
心臓の難病「特発性拡張型心筋症」のため、米国での心臓移植手術を希望する半田市の小学6年、堀井敬太君(12)の支援団体「けいたくんを守る会」のメンバーが19日、大府市横根町の至学館大を訪れ、谷岡郁子学長や学生会代表らに支援募金への協力を求めた。大学側は、同大出身で五輪女子レスリング金メダリスト吉田沙保里選手らの応援色紙を贈って堀井君を激励。学生会は今週中に学内で募金を呼び掛ける。(石井宏昌)
堀井君の通っている小学校に、至学館高校と大学を卒業した教諭がいることなどから、大学に協力を求めることにした。
守る会の岩浪房子代表らが谷岡学長らに経緯を説明した。募金は19日時点で1億5700万円余り集まった。
岩浪代表は「目標の1億8000万円を達成できるよう皆さんの力をお借りしたい」と要請した。
谷岡学長は吉田選手のほか、同大レスリング部選手で、女子世界選手権2連覇の登坂絵莉選手、世界選手権2位の土性沙羅選手らが「早くドナーが見つかり、元気になって」などと寄せ書きした色紙を贈り、支援を約束した。
守る会の平岡和広さん(53)は「選手たちの強い心と力を分けてもらい、敬太君も喜ぶと思う。皆さんの善意が広がっていることに、本当に感謝しています」と語った。
懇談後、学生会役員で3年の若山駿さん(21)は「仲間や大学と協力し、できるだけ早く募金を始めたい」。東日本大震災被災地支援で募金活動の経験がある2年の石動愛恵さん(20)は「経験を生かして支援の輪を広げたい」と話した。
(2015年1月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)
堀井君の通っている小学校に、至学館高校と大学を卒業した教諭がいることなどから、大学に協力を求めることにした。
守る会の岩浪房子代表らが谷岡学長らに経緯を説明した。募金は19日時点で1億5700万円余り集まった。
岩浪代表は「目標の1億8000万円を達成できるよう皆さんの力をお借りしたい」と要請した。
谷岡学長は吉田選手のほか、同大レスリング部選手で、女子世界選手権2連覇の登坂絵莉選手、世界選手権2位の土性沙羅選手らが「早くドナーが見つかり、元気になって」などと寄せ書きした色紙を贈り、支援を約束した。
守る会の平岡和広さん(53)は「選手たちの強い心と力を分けてもらい、敬太君も喜ぶと思う。皆さんの善意が広がっていることに、本当に感謝しています」と語った。
懇談後、学生会役員で3年の若山駿さん(21)は「仲間や大学と協力し、できるだけ早く募金を始めたい」。東日本大震災被災地支援で募金活動の経験がある2年の石動愛恵さん(20)は「経験を生かして支援の輪を広げたい」と話した。
(2015年1月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)