愛知県の知多半島で７日あった第７６回東海学生駅伝対校選手権大会（東海学生陸上競技連盟、中日新聞社主催）に出場した県勢は、岐阜経済大が３位入賞、岐阜大は１６位だった。同時開催の第８回東海学生女子駅伝対校選手権大会（同）は岐阜大が８位に入った。

　２年生以下で臨んだ岐阜経済大は、三連覇を狙う強豪・中京大（愛知）との競り合いを目指した。混戦の１区はトップとわずか７秒差の４位でたすきを渡し、３区の島袋匠主将（２年）が健闘し２位に付けた。その後もねばりを見せたが、ゴールは３位。揖斐祐治監督（３５）は「直前での選手の出場区間の入れ替えもあり、バタバタしてしまった」と悔しさをにじませた。

　島袋主将は「全区間で中京大には及ばなかったと感じる。しっかりと練習して一から出直したい」、アンカーの杉本智紀選手（２年）は「来年は全日本大学駅伝や出雲駅伝を目指して頑張る」と前を向いた。（大久保謙司）

（2014年12月8日　中日新聞朝刊スポーツ岐阜版より）