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中日新聞掲載の大学記事

2014.12.08

東海学生駅伝 男子中京大A3連覇 女子名城大A8連覇

 東海学生駅伝対校選手権大会の第76回男子、第8回女子(ともに東海学生陸上競技連盟、中日新聞社共催)が7日、愛知県の知多半島で開かれた。20チームが参加した男子は武豊町の武豊緑地から半田市の半田運動公園陸上競技場までの7区間63.5キロを舞台に中京大Aが3連覇。13チームが参加した女子は武豊緑地から南知多町の魚ひろばまでの5区間26.6キロで名城大Aが第1回大会から8連覇を飾った。

■圧勝雪辱果たす 男子・中京大A

 中京大Aは2位の静岡大に58秒差をつけて快勝した。3区・今川が区間賞でトップに立つと、そのまま逃げ切った。

 昨年15位の雪辱を期した10月の出雲駅伝が台風19号のため中止。大学ナンバーワンを決める全国の舞台を失った。アンカーの於久は「出雲に行くと、関東や関西の強いチームに圧倒される。これからは全国でいかに戦うかを考えて練習を積んでいきたい」と、高い目標を掲げた。

■59年ぶりに更新 静大・初の2位

 男子の静岡大が過去最高の2位と健闘した。出場選手の中で1万メートルの持ちタイムがトップのアンカー朝倉、2区の中西が力通りに区間賞を獲得。2人がチームを引っ張った。5人抜きで一度はチームをトップに押し上げた中西は「朝倉さんと自分だけではなく、2人を生かすチームにと、みんなが意気込んでくれた成果だと思います」と一丸を強調。これまでの大会最高成績は1955年の3位だったが、59年ぶりに塗り替えた。

■中京大の荘司が名城大独占阻む 女子区間賞

 女子区間賞には8連覇の名城大勢がずらり並ぶ中で、3区(5.9キロ)で中京大の3年生・荘司が食い込んだ。名大・鈴木亜由子(現日本郵政)が昨年つくった記録を1秒上回る18分11秒の区間新だった。チーム順位は2位ながら、優勝した名城大Aとの間には、順位が記録されないオープン参加の名城大Bもいて、事実上の3位。「名城大という目標となるチームがあるので、自分自身も、チームももっと強くなりたい」。6日にも愛知県の市町村対抗駅伝で瀬戸市の代表として3.2キロで区間賞をマークしており、連日の大奮闘だった。

(2014年12月8日 中日スポーツ8面より)
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