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2014.11.24
全国大学選手権 朝日大が圧勝 1次L
全国大学選手権第2日は23日、名古屋市の瑞穂ラグビー場で1次リーグ1試合が行われ、朝日大(東海・北陸地区)が東北学院大(東北地区)に89−5で圧勝した。東北学院大は2連敗。朝日大は30日に福岡工大(九州1位)と2次リーグ進出を懸けて対戦する。
■1トライに抑え満足
80分間通じて主導権を相手に渡さなかった。朝日大は84点差の圧勝。吉川監督は15トライを奪ったことよりも「1トライに抑えて勝てたのが良かった」と守りを評価した。
スクラムで体格差を生かして押し込み、ラインアウトも安定。昨季の対戦では3トライを奪われたが、この日は攻撃機会を与えなかった。ただ、主将のCTB坂本の表情は浮かない。「ゼロに抑えるのが目標だった」。後半24分に連係ミスからボールを奪われ、50メートルの独走トライを許した。
目指すところが高いからこそ、わずかなミスが気になる。前回大会は全国の強豪と相まみえた2次リーグで3戦全敗。「こっちが3人でやっていることを相手は1人でやっていた」と吉川監督。個人能力の差を埋めるべく、セットプレーの安定に力を注いだ。今大会は「4強入り」という高い目標を掲げる。
まずは2次リーグ進出を懸けた次戦。坂本は「挑戦者の気持ちで戦う」と気を引き締めた。(深世古峻一)
(2014年11月24日 中日新聞朝刊22面より)
■1トライに抑え満足
80分間通じて主導権を相手に渡さなかった。朝日大は84点差の圧勝。吉川監督は15トライを奪ったことよりも「1トライに抑えて勝てたのが良かった」と守りを評価した。
スクラムで体格差を生かして押し込み、ラインアウトも安定。昨季の対戦では3トライを奪われたが、この日は攻撃機会を与えなかった。ただ、主将のCTB坂本の表情は浮かない。「ゼロに抑えるのが目標だった」。後半24分に連係ミスからボールを奪われ、50メートルの独走トライを許した。
目指すところが高いからこそ、わずかなミスが気になる。前回大会は全国の強豪と相まみえた2次リーグで3戦全敗。「こっちが3人でやっていることを相手は1人でやっていた」と吉川監督。個人能力の差を埋めるべく、セットプレーの安定に力を注いだ。今大会は「4強入り」という高い目標を掲げる。
まずは2次リーグ進出を懸けた次戦。坂本は「挑戦者の気持ちで戦う」と気を引き締めた。(深世古峻一)
(2014年11月24日 中日新聞朝刊22面より)