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2014.11.16
知恵集めろ 金沢工大で成果紹介
野々市市と金沢工業大(同市扇が丘)の連携協定締結10周年を記念したイベントが15日、同大で開かれた。同大を拠点に産官学民で取り組む防災プロジェクトの成果が紹介され、学生らが防災オペレーションのデモンストレーションを披露した。
市で震度6強の地震が発生したと想定。学生が市民とのフィールドワークで集めたデータや、市から提供されたデータをもとに建物の延焼、倒壊の可能性をシミュレーション。開ける避難所の決定や避難路の確保など、刻々と変わる現地の被害状況に合わせて指示できるメリットを紹介した。
プロジェクトメンバーからは「地震と原発事故など複合的な災害にも役立てる」「被災経験が少ないからこそ高度な対策が必要だ」といった意見が出た。
野々市市と金沢工大は2004年11月に連携を推進する協定を締結。11年9月には災害や防災対策に関わる協定を結んだ。 (佐々木香理)
(2014年11月16日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)
市で震度6強の地震が発生したと想定。学生が市民とのフィールドワークで集めたデータや、市から提供されたデータをもとに建物の延焼、倒壊の可能性をシミュレーション。開ける避難所の決定や避難路の確保など、刻々と変わる現地の被害状況に合わせて指示できるメリットを紹介した。
プロジェクトメンバーからは「地震と原発事故など複合的な災害にも役立てる」「被災経験が少ないからこそ高度な対策が必要だ」といった意見が出た。
野々市市と金沢工大は2004年11月に連携を推進する協定を締結。11年9月には災害や防災対策に関わる協定を結んだ。 (佐々木香理)
(2014年11月16日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)