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中日新聞掲載の大学記事

2009.02.05

四日市大生 起業アイデア競う 『キャンパス公園』最優秀賞

 学生が起業するための事業計画を作り、アイデアを競う「ビジネスプラン・アイデアコンテスト」が4日、四日市市の四日市大であり、総合政策学部4年の服部和樹さん(21)、牧野智彦さん(22)、小倉華澄さん(21)が提案した「四日市大学キャンパス公園」が最優秀賞に選ばれた。

 キャンパスの敷地や建物を有効利用し、ナシの森や緑化した屋上、緑のカーテンなどを作って公園化。ツアーを企画して学内を地域や外部の人たちの環境学習教材として利用してもらったり、学生らによる炭素相殺(カーボンオフセット)募金を行ったりして収入を得ることを想定した。3人は「興味のあった環境問題をビジネスに結び付けたかった」としている。

 コンテストは、県産業支援センターの「若者起業風土育成事業」の補助を得て、開学20周年記念として初めて企画。約30人、10グループの学生から応募があり、書類審査を通った七グループがこの日の第2次審査で事業計画を提案した。

 最優秀賞のほかにも、iPod(アイポッド)を使った「動画で見せるデジタルデート本」や、学生にアイデアを募る「四日市大学広告製作所」など若者らしい発表が続いた。(土屋晴康)

(2009年2月5日 中日新聞鈴鹿亀山版より)
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