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中日新聞掲載の大学記事

2014.10.27

連れ去り防止へ 学生団体が寸劇 天白

 名城、名古屋女子、中京の3大学の学生ボランティアでつくる防犯団体「APP」が26日、天白区の天白公園で、子どもの連れ去り事件を防ぐ心掛けを伝えるための寸劇を披露した。公園では天白区民まつりが開かれており、家族連れら50人が集まった。

 台本は童話の「赤ずきんちゃん」になぞらえ、登場人物の言葉や行動が事件防止のヒントになるよう工夫した。母親が、お使いに出掛ける赤ずきんちゃんに防犯ブザーを渡し、「電池が切れていないかチェックして、すぐ取り出せる所にしまって」と注意。お使いの道中、きこりが「あっちの道は暗くて危ない」とアドバイスしたり、オオカミに襲われそうになった赤ずきんちゃんが大声で助けを呼んだりした。

 APP代表の名城大3年奥村重信さん(20)は「この寸劇のように、親、子ども、地域住民それぞれが気をつければ、連れ去り事件の防止につながるはず」と話した。

(2014年10月27日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)
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