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2014.10.19
「名大の伝統 伝える立場に」 天野さん 卒業生らに語る
ノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大の天野浩教授(54)が18日、卒業生や地域住民を名古屋市千種区の名大キャンパスに招くイベント「ホームカミングデイ」に参加。浜口道成学長や名大全学同窓会会長を務める豊田章一郎・トヨタ名誉会長から、花束と記念品を受け取った。
天野さんは、豊田講堂でオーケストラコンサートなどを行うメーン行事「名古屋大学の集い」に出席。ノーベル賞学者を一目見たいという効果か、同窓生らは例年以上の1000人が詰めかけた。
天野さんは「研究の意味とは『人の役に立つことが究極の目標である』ことを名大で学んだ」とあいさつ。受賞理由となった青色発光ダイオード(LED)の発明について「LEDの実現は研究室の仲間と議論しながら生まれた成果。この伝統を伝える立場となり、責任を感じる」と話した。
豊田講堂では、共同受賞の赤崎勇・名城大教授(85)と天野さんの博士論文や、青色LEDの技術を解説する機材などが展示され、来場者が興味深そうに見入っていた。
(2014年10月19日 中日新聞朝刊30面より)
天野さんは、豊田講堂でオーケストラコンサートなどを行うメーン行事「名古屋大学の集い」に出席。ノーベル賞学者を一目見たいという効果か、同窓生らは例年以上の1000人が詰めかけた。
天野さんは「研究の意味とは『人の役に立つことが究極の目標である』ことを名大で学んだ」とあいさつ。受賞理由となった青色発光ダイオード(LED)の発明について「LEDの実現は研究室の仲間と議論しながら生まれた成果。この伝統を伝える立場となり、責任を感じる」と話した。
豊田講堂では、共同受賞の赤崎勇・名城大教授(85)と天野さんの博士論文や、青色LEDの技術を解説する機材などが展示され、来場者が興味深そうに見入っていた。
(2014年10月19日 中日新聞朝刊30面より)