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2014.10.07
「愛知ぽぷかる」アニメでPR 名造形大生 県の依頼受け制作
名古屋造形大(小牧市)でアニメーションを学ぶ学生15人が、県の「愛知ぽぷかる聖地化計画」をPRするショートアニメ2本を作った。今月中旬から、民放で放送する県の広報番組のCMで流されるほか、「ぽぷかる」のホームページでも配信される。学生たちは「キャラクターの画風をかわいく、格好よくした。ぜひ見てほしい」と出来栄えに自信を持っている。(加藤隆士)
「ぽぷかる」はポップカルチャーの略で、アニメやコスプレのこと。リニモ沿線地域をぽぷかるの発信地として活性化させようと、県が2010年度に聖地化計画を始めた。その第4弾となる本年度は11月1、2日、長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でメーンイベント「ぽぷかるパーティー」を開催する。
県内で唯一、ポップカルチャーを学べる大学である造形大は、今回初めて計画に参加。ぽぷかるの主要キャラクター「リニモたん」「ぽぷかる」「エネミィ」を登場させることを条件に、ショートアニメを県から依頼された。
造形学部造形学科アニメーション科2〜4年の学生たちは「日常班」と「アクション班」に分かれ、夏休みからキャラクターのデザイン作りなど、作業を本格化させた。日常班は、キャラクターたちが名古屋城や東山動物園などの名所を観光する40秒のアニメを作った。アクション班は、怪獣の着ぐるみを身に着けたキャラクターが、街を破壊する15秒のストーリーに仕立てた。
日常班で2年の大岩弘尚さん(20)=江南市宮後町=は「名所に何度も取材に行って苦労したが、キャラクターたちが名所観光を楽しめる物語にうまく仕上がった」。アクション班で4年の八坂将成さん(23)=名古屋市千種区=は「ストーリーにびっくりする仕掛けがあるので、楽しんでほしい」と話す。
学生たちを指導した大平晋也准教授(47)は「足りない部分もあるが、アニメに対する学生の思いは十分に込められている」と評価している。
(2014年10月7日 中日新聞朝刊近郊版より)
「ぽぷかる」はポップカルチャーの略で、アニメやコスプレのこと。リニモ沿線地域をぽぷかるの発信地として活性化させようと、県が2010年度に聖地化計画を始めた。その第4弾となる本年度は11月1、2日、長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でメーンイベント「ぽぷかるパーティー」を開催する。
県内で唯一、ポップカルチャーを学べる大学である造形大は、今回初めて計画に参加。ぽぷかるの主要キャラクター「リニモたん」「ぽぷかる」「エネミィ」を登場させることを条件に、ショートアニメを県から依頼された。
造形学部造形学科アニメーション科2〜4年の学生たちは「日常班」と「アクション班」に分かれ、夏休みからキャラクターのデザイン作りなど、作業を本格化させた。日常班は、キャラクターたちが名古屋城や東山動物園などの名所を観光する40秒のアニメを作った。アクション班は、怪獣の着ぐるみを身に着けたキャラクターが、街を破壊する15秒のストーリーに仕立てた。
日常班で2年の大岩弘尚さん(20)=江南市宮後町=は「名所に何度も取材に行って苦労したが、キャラクターたちが名所観光を楽しめる物語にうまく仕上がった」。アクション班で4年の八坂将成さん(23)=名古屋市千種区=は「ストーリーにびっくりする仕掛けがあるので、楽しんでほしい」と話す。
学生たちを指導した大平晋也准教授(47)は「足りない部分もあるが、アニメに対する学生の思いは十分に込められている」と評価している。
(2014年10月7日 中日新聞朝刊近郊版より)