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中日新聞掲載の大学記事

2014.09.02

江南市子育て支援センター 江南短大内に開設へ

 江南市は来年1月、市内で3つ目の子育て支援センターを高屋町の愛知江南短大内に開設する。市が短大に運営を委託するための費用263万円を一般会計補正予算案に盛り込み、市議会9月定例会に提案する。短大によると、大学内の子育て支援センターは全国的に珍しい。

 2011年に廃止された旧社会福祉学科の介護実習室を改装する。広さは148平方メートル。遊具や積み木で遊べるスペースや絵本の棚、昼寝スペースなどがあり、常駐の保育士が育児相談にも応じる。

 市内では、木賀町の交通児童遊園内と後飛保町の宮田保育園内の2カ所にセンターがあるが、利用者が多くて手狭になり、新たな施設が求められていた。

 5月に市と短大が締結した包括連携協定の一環として、市がセンターの開設を依頼。短大側は、保育専攻の学生の育児実習の場としても役立てるという。宇野和明学長は「将来的には、災害時の乳幼児のための避難施設としても活用したい」と話す。

 開所は来年1月17日の予定。日曜休みで、平日は午前9時から午後4時、土曜は午後3時まで開く。(井上峻輔)

(2014年9月2日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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